~コスパもデザインも叶えるリノベーションのすすめ~
「新築じゃないとダメ」なんてことはありません。限られた予算で理想の住まいを手に入れるなら、“中古+リノベーション”という選択肢を考えてみませんか?
新築よりもコストを抑えつつ、自分らしい空間を作れるのがリノベの魅力です。最近では、新築価格の高騰により、多くの人が中古物件を購入し、自由にカスタマイズする方法を選んでいます。
この記事では、「新築より中古を買ってリノベするのはなぜいいのか?」をはじめ、リノベの魅力やメリット・デメリット、そして実際の成功事例などを詳しく解説していきます。「リノベに興味はあるけど、不安…」そんなあなたにこそ読んでほしい内容です!
目次 |
1.新築より中古マンションを買ってリノベはなぜいいのか |
2.新築マンションの今後の動向 |
3.ライフスタイルの変化に対する支払い計画の立て方 |
4.自由に変えられる?リノベーションで叶うこと&注意すべきポイント |
5.リノベ経験者だからわかること、言えること |
6.まとめ |
1. 新築より中古マンションを買ってリノベはなぜいいのか
「新築が理想だけど、価格が高すぎる…」そう思ったことはありませんか? 新築マンションの価格は年々上昇しており、予算内で希望のエリアに理想の間取りを手に入れるのは難しくなっています。その一方で、中古マンションを購入し、自分好みにリノベーションする方法なら、同じ予算でもより広い物件を選べたり、好みのデザインに仕上げたりすることが可能です。
例えば、新築で70㎡の3LDKを購入しようとすると予算オーバーになりがちですが、中古物件なら同じエリアで80㎡の広さが確保でき、さらにリノベーションで好みのデザインや機能を追加できます。限られた予算でより自由度の高い住まいを実現できるのが、中古マンション×リノベの大きな魅力です。


2.新築マンションの今後の動向
最近の建築コスト高騰や土地価格の上昇により、首都圏の新築マンションの価格はさらに上昇すると予測されています。また、新築マンションの供給数は減少傾向にあり、人気エリアでは抽選倍率が高くなるなど、購入のハードルが上がっています。
下のグラフは、首都圏における新築マンションの価格推移と販売戸数(過去5年間)を示したものです。価格の上昇とともに販売戸数が減少している傾向が見て取れます。

【新築】
東京 2019年 25,683戸:375.8万円
2023年 20,020戸:544.5万円
千葉 2019年 3,269戸:209.4万円
2023年 3,669戸:227.9万円

【中古】
東京 2019年 277,468戸:249.9万円
2023年 326,750戸:302.5万円
千葉 2019年 45,648戸: 91.3万円
2023年 55,248戸:127.6万円
【データ参照元】ダイヤモンド不動産研究所 不動産経済研究所 国土交通省
このように、首都圏の新築マンション価格は年々上がり続けており、より多くの人が中古マンション+リノベーションに目を向ける理由となっています。
加えて、建物の設備や間取りの画一化が進み、「自分にぴったりの家を選ぶ」というよりも、「選択肢の中から妥協して選ぶ」状況になりがちです。そうした中で、リノベーションは「自分仕様の住まいを、手が届く価格で実現する」ための選択肢として注目されています。
3.ライフスタイルの変化に対する支払い計画の立て方
住宅購入は人生の大きな決断ですが、同時にライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる支払い計画が重要です。
たとえば、子どもが生まれるタイミングや、転職・独立などのキャリア変化に備えて、無理のないローン計画を立てることが大切です。新築の場合、物件価格が高いためローンの負担が大きくなりがちですが、中古+リノベならトータルコストを抑えられ、月々の支払いを軽減できます。
また、リノベーションなら、将来のリセール(売却)を考慮しながら資産価値を高める設計も可能です。例えば、可変性の高い間取りにすることで、家族構成が変わったときの対応もしやすくなります。
4. 自由に変えられる?リノベーションで叶うこと&注意すべきポイント
リノベーションは、既存の間取りやデザインに縛られず、自分のライフスタイルに合わせた住まいを実現できるます。例えば、開放感のある広いリビングを作ったり、収納スペースを増やしたりと、自分のこだわりを反映させることができます。また、築年数の経った物件であっても、最新の設備を取り入れることで快適な住環境を手に入れることが可能です。しかし、何でもできるわけではなく、物件の構造や規制によって制約が生じる場合もあります。ここでは、リノベーションで得られる空間の可能性について、3つの視点から解説します。
① 自由な間取りについて
リノベーションの大きな魅力の一つが、間取りの自由度の高さです。例えば、リビングを広くしたり、ワークスペースを確保したりと、自分のライフスタイルに合わせた空間を作ることができます。また、可動式の仕切りを活用すれば、家族構成の変化に応じてフレキシブルに対応することも可能です。

リビングを拡張
隣接する和室や個室を取り払い、大空間のリビングダイニングに

ワークスペースの設置
テレワークの普及により、書斎やワークスペースを確保するニーズが増加

収納スペースの最適化
ウォークインクローゼットの追加や、造作収納を増やすことで、生活動線をスムーズに

可動式の間仕切り
家族の成長に合わせて、空間をフレキシブルに使える設計が可能
② インテリアデザインについて
新築では難しい、個性的なデザインやこだわりのインテリアもリノベーションなら実現可能です。ヴィンテージテイストの床材を使用したり、海外風のキッチンを取り入れたりすることで、自分だけの特別な空間を作れます。また、既存の建物の味わいを活かしながらデザインを加えることで、新築にはない深みのある住まいが完成します。
例えば、
- ヴィンテージテイストの無垢材フローリング
- 海外のカフェのようなタイル貼りのキッチン
- 間接照明を活用した高級感のある空間演出
- 既存の躯体を活かしたインダストリアルデザイン












など、新築では選択肢が限られる部分も、リノベなら自由に設計可能。自分だけの「こだわり空間」を作り上げる楽しさがあります。
③ リノベでできること、できないこと
リノベーションでは、壁を取り払って広々とした空間を作ることや、断熱性能を向上させることが可能です。しかし、建物の構造によっては撤去できない壁があったり、配管や窓の位置が制約となることもあります。また、マンションの場合は管理規約により変更が制限されることがあるため、事前に確認が必要です。
そのため、リノベーションを成功させるためには、事前の情報収集をしっかり行い、物件選びの段階でリノベーションに適した条件を見極めることが重要です。
出来ること | 出来ないこと |
・壁を取り払って開放的なリビングにする ・最新の設備を取り入れる ・内装を好みに合わせて変更する | ・物件の構造上、壊せない壁がある ・耐震性や配管の老朽化に注意が必要 ・共有部分(エントランスやエレベーターなど)は変更不可 |
5. リノベ経験者だからわかること、言えること
実際にリノベーションを経験した人たちの声を聞くと、「最初は不安だったけれど、結果的に満足度が高い」という意見が多くあります。
例えば、リノベを決断したAさん(38歳・夫婦+子ども1人)は、「リノベ前は中古マンションに対する不安があったけれど、信頼できるリノベ会社と出会い、理想の住まいを手に入れられた」と話します。また、「新築では得られない、自分たちにフィットした間取りや収納を実現できた」とのこと。
リノベの成功のカギは、事前の情報収集とパートナー選びにあります。失敗しないためにも、実際の施工事例を見たり、経験者の話を聞いたりすることが重要です。
リファイン新松戸では、実際にリノベをした先輩方からの「リアルな声を聞く会」を開催しています。新築と比較してみたい、情報収集したいでも構いません、セールスは一切ありませんので安心して参加できます。ご興味ありましたら、ぜひ下記よりお申込みください。
6. まとめ
新築と比べてリーズナブルに理想の住まいを手に入れられる「中古マンション×リノベーション」。価格の高騰が続く中で、限られた予算の中でも満足度の高い暮らしを実現できるのが、この選択肢の大きな魅力です。
また、リノベーションなら自分のライフスタイルに合った間取りやデザインを叶えられ、将来的なリセールも考慮した資産価値の向上も期待できます。もちろん、リノベならではの注意点もありますが、しっかり情報収集し、信頼できる専門家と進めることで、納得のいく住まいを実現できます。
「新築は手が届かない…でも妥協もしたくない」そんなあなたにこそ、リノベーションという選択肢をおすすめします。自分らしい住まいづくりを、一歩踏み出して考えてみませんか?
中古マンション×リノベーションは、コストを抑えながら理想の住まいを実現できる魅力的な選択肢です。価格の高騰が続く中、新築を諦めるのではなく、中古物件を賢く活用することで、より満足度の高い暮らしが手に入ります。
また、リノベーションは単なるコスト削減ではなく、自分のライフスタイルに合った住まいを作る手段でもあります。リセール価値を考えた設計や、将来的な生活の変化に対応できるプランニングをすることで、長く快適に住める家になります。
「価値ある住まいを賢く手に入れる」という視点でリノベを考えれば、その魅力はより一層高まるはずです。あなたも、自分らしい暮らしを叶えるために、一歩踏み出してみませんか?