こんにちは。リフォームエンジニアの勝俣です。
エアコン暖房は、冷房より電気代がかかってしまうってご存じでしたか?
今回は、節約しながら温かく過ごすポイントをご紹介します。
エアコンは、室内温度を設定温度までにするまでが一番電気代がかかります。お住まいの地域により季節ごとの気温も異なりますが、例えば、室内の設定温度を夏・冬ともに25℃と設定したとしましょう。
◆夏、設定温度(25℃)まで室内気温を下げる場合
→室温を30℃~35℃とすると、エアコンは5℃~10℃室温を下げなくてはならない
◆冬、設定温度(25℃)まで室内気温を上げる場合
→室温を0℃~5℃とすると、エアコンは20℃~25℃室温を上げなくてはならない
上記のような理由から、室内気温と設定温度の差が大きい冬場の方が電気代が高くなる傾向があります。
節約6つのポイント
①まずは電力会社の見直し!
②こまめに入り切りしない!
・弱運転ではなく、「自動運転」にしよう。
③窓の断熱で冷気をシャットアウト!
・断熱ガラスにする。
・厚手のカーテン、または断熱カーテンにする。
・断熱シートやフィルムを張る。
・断熱ボードを立てかける。
※結露対策にも有効です!
④エアコンの風向き設定を上手に使い、扇風機やサーキュレーターを併用する!
・暖気は上にたまるため、暖房時は下向きにします。
・暖気が部屋の中で循環するようにします。
⑤フィルターはこまめに掃除!
・埃がたまって目詰まりすると、空気の流れが悪くなり暖房効率が下がります。2週間に1度は掃除しよう。
⑥室外機の周りに物を置かない!
・室外機の吹き出し口に物を置いてふさぐと、暖房効率が下がります。室外機周りには物を置かないようにしよう。
最後に…
<かしこい商品えらび>
エアコンを購入する際は、部屋の条件を考慮して選びましょう。
(例)カタログで「暖房6~8畳」と記載の場合
木造なら6畳、鉄筋コンクリートなら8畳が目安です。
省エネラベルを確認し省エネ基準達成率が高く、APFの数値が大きいものを選びましょう。また多多数評価による星マークの数が多いものを選びましょう。