こんにちは。総務の飯嶋です。
松戸市の観光スポットをご紹介いたします。
昨年12月、今期は紅葉がとても美しいと聞いて松戸市の「本土寺」を訪れました。
この「本土寺」、全国でも紅葉ランキングのトップクラスに入っていることをご存じでしたか?
紅葉時期の参拝は初めてでしたが、真っ赤な紅葉だけでなく、黄色や緑、オレンジなど色とりどりの紅葉で楽しませてくれます。私が訪れた日は見ごろを過ぎていたようですが、それでも十分綺麗でした。また、紅葉やあじさい等の「四季花の寺」として親しまれている「本土寺」ですが、歴史上有名な人物にゆかりのあるものや、立派な建造物のある歴史的スポットでもあるのです。一部ですがご紹介します。
長谷山(ちょうこくさん)本土寺は建治3年(1277)平賀忠晴の屋敷内に、日蓮上人の高弟日郎を導師として招き、開堂したのが始まりと言われています。池上の長栄山本門寺、鎌倉比企ケ谷の長興寺妙本寺とともに「朗門の三長三本」と称された屈指の名刹です。
境内には・・・
●「秋山夫人の墓」
秋山夫人は、甲斐の武田一族である秋山虎康の娘で、十五歳で徳川家康の側室となり、家康の第五子万千代君をお産みになられました。万千代君はのちに武田信吉を名乗り天正十八年(1590)に小金城三万石に封ぜられ、秋山夫人は、その翌十九年(1591)24歳の若さで小金で病死しました。現在の墓は信吉の甥、水戸光圀が貞享元年(1684)に建立したものです。
●「乳出の御霊水」
「日蓮菩薩誕生水」ともいわれ、日像上人がお生まれになったとき、清水が沸き出て、その水を飲むと病気が治り、たちまち乳の出がよくなるという不思議なご利益により当時は参詣祈願の列が絶えなかったそうです。
ほかにも五重塔や仁王門などの建造物や、弁天堂の池の裏手には銭洗い弁天を祀られており金運UPのスポットとしてひそかに人気だそうですよ。遠くに行くことが難しい世の中ですが、落ち着いたころに近くを散策するのもいかがでしょうか。