店長のつぶやき「なぜ、住宅が脱炭素?カーボンニュートラル」

皆様こんにちは。店長の関です。

なぜ、住宅が脱炭素?カーボンニュートラル

『カーボンニュートラル』って?

地球温暖化に伴う気候変動(大災害)に対する危機感が世界中で強まっています。

その地球温暖化の原因は、「温室効果ガス」とされています。気候変動に関する国際機関IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が、2021年8月9日に表明したこと。

・人類に責任があり、地球温暖化が手に負えなくなる状況に近づいている

・温室効果ガスの排出量を削減するために、迅速かつ大規模な行動が必要

このままでは、気温が上昇しつづけ、豪雨や台風がさらに激甚化します。それを阻止するために「温室効果ガス」の大半である二酸化炭素を削減する、つまり、地球温暖化をとめるために「脱炭素化!」が叫ばれているのです。

政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、『カーボンニュートラル』を目指すと宣言しました。

・2030年度の温室効果ガスの排出量を、2013年度比で46%削減する。

・2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。

この目標を達成するための「地球温暖化対策計画書」では、家庭の二酸化炭素排出量を“66%削減する必要がある”と試算しています。

住宅の『脱炭素化』

そこで、、住宅の「脱炭素化」です!

①蛍光灯から省エネのLED照明へ

②高効率の給湯器へ(マンションではエコジョーズ)

③暖房…ここが1番日本の課題です(持論)

そうなんです、①と②は、ガソリン車をやめて電気自動車(EV)を購入する、というように、とてもわかりやすく解決できます。③の暖房は表現があいまいのため、対応の仕方はここで違ってきます。特に私の両親は、「ザ・日本人気質」を絵に描いたような人なので、冬の寒さを厚着や電気ストーブの局所暖房で、“我慢・節約”することを良しとして、“お金”をかけてまで、高気密・高断熱にする必要がな~い!!と。

これによって、省エネ先進国にならないのではないか、というのがわたしの持論です( ノД`)シクシク…

わたし自身は、省エネ基準の新築に住んでいるので、その良さがわかるのですが、築41年の戸建てに住む親は、何度言っても、“我慢省エネ(笑)”をしてしまうのです。低光熱費で家中を快適な室温に保てることは、よく知られています。いっぽうで、室温が18℃以下の住宅では“健康に悪影響を与える可能性が低い”ことは、あまり知られていません。国土交通省によると、室温18℃以下の住宅に住む人は、18℃以上に住む人に比べて、下記のリスクがあるそうです。

・高血圧で通院している人が「1.5倍」!糖尿病で通院している人が「1.6倍」!

・心電図の異常所見がある人が「1.9倍」!総コレステロール値が基準を超える人が「2.6倍」!

・入浴事故リスクが高いといわれるヒートショックが「1.8倍」!

カーボンニュートラルは、わたしたちの考えるSDGsの取り組みにもつながります。当社では、省エネ化の取り組みを行っています。定期的に開催しております完成見学会で、夏は涼しく冬はあったかい“脱炭素化”を、実際に、ご体験くださいませ。

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