いつもありがとうございます。リフォームアドバイザーの水谷です。
今回は「適材適床」についてお話したいと思います。
ほとんどの皆様が床を選ぶときの基準となるのが「色・柄」や「木質感」「肌ざわり」等ではないでしょうか?
ただ、工事後にお客様のご自宅に伺った際によく目にするのが傷つかないようにマットを敷いたり、テーブルやチェアーにカバーソックスをつけているお客様です。
せっかく好きな色や質感で選んだのに、隠してしまうのはもったいないですよね。
そんなときには適材適所…ではなく『適材適床』を活用してみましょう。
実際に床を選んだ人はどう思っているの?
次に、実際に新築やリフォームをした際に床を選んだお客様の声をご紹介します。
下記は、お家や暮らしについてアンケートした結果です。
暮らし始めてから重視すればよかった点
家の掃除で一番時間がかかる部位
※社外調査会社による床材実態調査(2023年11月)
7年以内に新築・リフォームした施主210名(30~60代)
3割以上の人が、傷や汚れがつきにくい床にすればよかったと後悔しているとのこと…。
また、床の掃除に一番時間がかかっている人が全体の6割という結果でした。
それではどのようにすれば後悔なく床を選ぶことができるのでしょうか?
1日の中で1番滞在時間が長いお部屋はどこ?
これは「ご家族が1日のうちにどの場所にどのくらい滞在していたか」を示した表です。
やはりLDKは家事動線やくつろぎの中心として、滞在が長くなる場所です。
そのため、もっとも耐久性が高い床が求められると言えます。
適材適床を考えて内装を選びましょう
LDKや洗面・水廻りには、長持ちで溝まで掃除がしやすい「トリプルコート」の床。ワークスペースや子ども部屋には、擦り傷が付きにくく、綺麗さが長持ちしやすい「ダブルコート」の床。廊下や寝室には、ものを落としてもへこみにくい「ベースコート」の床など、『適材適床』を考えながら床を選んでみると、もっとお家時間が快適になるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
監修者:水谷 光宏(みずたに みつひろ)
株式会社ソレイユ・リビング・テック リファイン新松戸 リフォームアドバイザー
マンションリノベーションアドバイザー 保有